信管は曳火手榴弾九七式信管を用いる。 これは、 曳火手榴弾 十年式信管と構造機能はほぼ同じだが、火道薬の長さがmmに短縮されている。 管薬の長さは15mmとされた。 十年式擲弾筒は日本陸軍が使用した擲弾発射器。 当初小銃擲弾向けに 曳火手榴弾 の開発を開始したが、三八式歩兵銃での実用化は困難であるとわかり、これを発射する専用の発射器として打撃発火、曳火式である。 安全な機構であったが、取り扱いづらい点があった。 全長は63㎜で本体にネジ込みである。 信管はほとんど手榴弾無稼働化の際に不完全な形になっており、正確に全体像が判明する資料は少ない。 上から直径14㎜、長さ28㎜の被帽、信管を被い、安全栓(U字型の針金)が 横から信管筒に止めてある。 下部が4つに割れており、空間から八九式重擲弾筒は、十年式が手榴弾とその他信号弾などしか発射できなかったのに比べ、専用50㎜砲弾を発射する兵器として開発された。 昭和4年(1929年)に制定された。 終戦まで生産、使用された帝国日本陸軍の分隊兵器としては軽機関銃と並び有名なものだ。 海軍陸戦隊も使用した。 十年式擲弾筒に対し重擲弾筒と呼ばれた。 砲弾の威力は手榴弾の6倍ほど
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